Thursday, February 21, 2013

Wednesday, September 26, 2012

Saturday, July 17, 2010

LIVING EXHIBITION PICTURES

1月30日より駐日ケニア共和国 大使館で開催されるAAP (African Architecture Project) 初の展覧会「AAP Living KENYA」展のオープニングに行ってきました。

AAPは、東京を拠点にアフリカ の建築を勉強し世の中に広めていくことを目的とし3年程前にスタートしました。現在、ケニア出身の建築家ディック・オランゴさん、個人や設計事務 所など建築に携わる日本人4名がコアメンバーとして活動しています。

http://world-architects.blogspot.com/2010/02/aap-living-kenya.html









Sunday, December 6, 2009

Wednesday, September 2, 2009

第6 SCALE AND MODULAR

AAP WORKSHOP

VENUE: FLAT 4, KAYABACHO, TOKYO
TIME: 1400HRS TO 1730HRS
DATE: 2009 8月22日(土)

By Hisatsugu Harada

Introduction

ユニット:作る上でのシステムに関係する

空間:生活像に関係する

家具:身体特性に関係する


· 2つのスケール / Dual Scale

ケニアの人はどんな生活像を望んでいるのか。それによってスケールは決まってくる。

ローカリティを尊重した生活ならば、ケニアは土の文化だから小さなスケール。

グローバルに接続された生活ならばスケールは自由。

ケニアの可能性として、新しい技術やデザインに対してポジティブであること。

ディックのプロジェクトがロンドンの建築を感じさせること。

有線の電話線のインフラを整備しなくとも、携帯電話のネットワークで成立する都市の可能性を持っていること。

よって、最新のデザインの導入ができるのではないか。


· 家具、洋服 Furniture and Clothing

身体スケールに近づいてくるにしたがって、文化、民族固有のスケール感が強まっていく。

身体的な特徴が反映されるため。ヨーロッパ人の服は腕が長くて日本人は着れないし、

日本の着物やケニアの民族衣装も、固有のスケール感がある。

家具についても同じことが言える。ヨーロッパサイズのソファは、日本人には深くて座りにくい。

浴槽のサイズも同様。


· マテリアル(構造)Material (Structural)

現地調達するのか。あるいは輸入するのか。マテリアルによって、スケールは変わってくる。

生活像とマテリアルは密接に関係する。

ローカリティのディベロップであるならば、土の文化を進化させた組積造になり、現地生産が可能。

グローバルに接続された生活ならば、ユニバーサルスケールを実現するスチールを輸入。


· Scale in Presentation

日本:プレゼンテーションの特徴として、模型を細部まで作り込むところにある。人物や家具、葉っぱまで作り込み、紙や、フィルム、針金、ドライフラワー等の様々な素材を用いて、空間を細かく分節する。CG表現の進歩に呼応して、模型がより細部まで作り込まれて、空間の細分化が加速している。素材感のある模型はスケールを小さくし、細かく分節された空間の集合体としての表現になっている。

建築空間においても、日本の茶室では、細部に建築の仕掛けがあり、茶器や花器のデザインと呼応している。茶器、花器、細部の建築表現等、様々な部分を同時に見て、それらを総合して空間を認識する。

ヨーロッパコンペにおけるパネルプレゼンテーションでは模型の写真撮影よりCGが主流。

ヨーロッパのコンペティターは3カットのCGパースで空間を伝える。

英語はSVOCの4種類の要素が規則正しく並んで文章を構成する。4分節(4カット)で概念や情景をnotateすると言える。4つの要素はそれぞれいくつかの単語で構成されている。

模型においても、実際の空間においても、分節がはっきりしている。都市のスケール、街区のスケール、建物のスケールといったように。都市は街区により構成され、街区は建物によって構成される。

ケニア:ケニアの空間はどのように分節されて、固有のスケールを持っているのだろうか。

ケニアの建築、模型表現、アート、言語などを分析することで、浮かび上がってくるのではないか。


· 個性的なスケール Personal Scale

自分が最も個性的だと感じたスケールは、金沢21世紀美術館の3mグリッド。

2mであれば、室内を感じさせるし、4m(建築基準法上の最低道路幅員)であれば屋外を感じる。

3mというのが今までに感じたことのないスケール。車の搬入動線のスケールを平面全体に拡張。

すごく大らかな屋内のようでもあるし、屋根のある屋外のような空間を作っている。


· 2つのグローバリズム/ Dual Globalism

ミースの生活像とコルビジェの生活像。どちらもユニバーサルな生活像だが、スケールが全く違う。

コルビジェはユニテ・ダビタシオンに見られるようにモデュロールマンで描く生活像。

ミースは、無限空間での抽象性の高い生活像。

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Harada is one of the core members of AAP. He is an architect practicing in Tokyo.

72 Born in Hyogo, Japan

97 Kinki University B.A. in Architecture

97 Internship at Kazuyo Sejima & Associates (Tokyo, Japan)

05 Founded Soft environment architects office

07 Synergy International (Brussels, Belgium)

09 Renamed Hisa Harada Architects


Sunday, May 17, 2009

第5MASONRY/組積造−2

AAP WORKSHOP

VENUE: FLAT 4, KAYABACHO, TOKYO
TIME: 1400HRS TO 1730HRS
DATE: 2009 6月7日(土)


MASONRY: POSSIBILITIES AND LIMITATIONS / 組積造:可能性と極限

CONTENTS / 内容

• DISCUSSION ON DESIGN AND STRUCTURAL CAPABILITIES, MODEL FLAT DESIGN/ 組積造のデザインと構造の可能性ブレインストーミング、集合住宅案
• CONCLUSION まとめ

モデレーター:ディック オランゴ

Friday, April 3, 2009

第 4 MASONRY / 組積造

AAP WORKSHOP

VENUE: FLAT 4, KAYABACHO, TOKYO
TIME: 1400HRS TO 1730HRS
DATE: 2009 APR 4


MASONRY: POSSIBILITIES AND LIMITATIONS / 組積造:可能性と極限


CONTENTS / 内容

• INTRODUCTION はじめ
• REVIEW OF KENYA AND JAPAN STANDARDS ON MASONRY/ ケニア・日本基準比較
• DISCUSSION ON DESIGN AND STRUCTURAL CAPABILITIES, MODEL FLAT DESIGN/ 組積造のデザインと構造の可能性ブレインストーミング、集合住宅案
• CONCLUSION まとめ

モデレーター:ディック オランゴ